コロナのワクチン接種で倒れたことはありますか?
恥ずかしながら私は倒れました・・・
もともと注射嫌いな私は、仕方なくワクチン接種に行き、なんと【血管迷走神経反射】で倒れました!!
【血管迷走神経反射】って何?と思われた方もいると思います。
そこで、私の体験談をお話したいと思います。
【血管迷走神経反射】とは・・・
失神とは、一時的に脳への血流が減少することで意識を失うことを指します。その原因として最も多いのが血管迷走神経反射によるものです。血管迷走神経反射では、様々な原因によって、副交感神経が活発になり、血圧の低下、脈拍の減少などが生じます。睡眠不足や疲れている時、長時間立っている時、痛みや緊張などの精神的ストレスを感じた時などに、血管迷走神経反射は起こりやすくなります。失神する前に、通常、頭がふらふらしたり、吐き気、発汗などの症状を伴います。血管迷走神経反射自体は、横になって休むことなどで治るので、特に健康上大きな問題になることはありませんが、転倒により怪我をしてしまわないよう注意が必要です。
厚生労働省 新型コロナワクチンQ&A
まさにこの通りの症状でした。
ワクチン接種の1回目はとても緊張していました。
なんといっても注射嫌いなので・・・
しかも接種したときは真夏!!
近隣では接種できずに、電車にのって30分。
遅刻しないように早めに行き、時間つぶしのために最寄り駅のお店をぐるぐる回り、疲れていました。
やっともう少しで接種時間だからと会場に行きましたが、そこではまだ人数制限で私の入場まで炎天下の外で待つはめになりました。
真夏に外で待つ私・・・
それだけでクラクラしてしまいましたが、なんとか入場し入ってみると百人くらいの長蛇の列でした。
わ~最悪。こんなに待つのか~
ため息をつきながら、長蛇の列をぐるぐるついていき、接種票を窓口に出したり、2階の会場に移動したり、医師の診察を受けたり、やっと看護婦さんが接種してくれました。
しかし、それがまたとてつもなく痛かった~
緊張しているところに、その強烈な痛みで、心臓はバクバクして・・・それでも待機場所へ移動し、15分間座っていました。
そろそろ15分が終わるころ。なんだかだんだん調子が悪くなってきました。
「あれ?これは緊張かな?でも冷や汗が出てきた。」
だんだん血の気が引いてくる感じがしましたが、早くこの待機場所から去って帰らなければいけないと思い、意を決して立ち上がり2、3歩歩いたら・・・倒れました!!
倒れる瞬間は走馬灯のような・・・
私死ぬのかな・・・
そんなふわ~っとした感じでスローモーションのように倒れました。
その直後、周りにいたスタッフが4名駆けつけ、両足両手を一人一つずつ持たれて運ばれました。
「大丈夫です、歩けます!!」と目を覚ました私は言いましたが、だれもそんな私の言葉には耳を傾けずに、緊急用ベッドに運んでくれました。
そこでは脈拍を測られ、医師が来て私にいろいろ質問をして、しばらく様子をみることになりました。安静にベッドに横たわり、少し眠りました。
疲れや暑さ、緊張、注射の痛み・・・
いろいろ重なってこうなりました。
1時間ほど安静にし、ようやく医師から帰宅を促され、帰ることができました。本当にご迷惑をおかけし、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
2回目の接種はどうしよう・・・でもコロナになるよりいいか・・・そういう気持ちで2回目の接種に行きました。
【血管迷走神経反射】で倒れないために・・・
今度は倒れるわけにはいかない。
そこで近場の接種会場を選び、疲れないようにあまり早く行かないようにしました。
医師の診察の時も、1回目に倒れたことを告げ、ベッドに横になって接種して頂きました。
他の方より長めに待機している間は、なるべく緊張しないように楽しいことを思い浮かべたり、血液の循環を施すため(頭に血が行くように)足を動かしたりしました。
そのお陰(?)でなんとか気分も悪くならずに、無事接種会場を後にすることができました。
これが私のワクチン接種の時の【血管迷走神経反射】体験です。
もし今後予防注射などでご心配な方がいましたら、私の体験を思い出し注意すべき点を参考にしてみてください。
そして普段から疲れやストレスをためないように良い睡眠を心がけましょう。
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